社会背景

自立

✓他者と比較して競争するのではなく、自分が納得することを重視する。
✓振り返りと目標設定を通じて、自分の意思で課題を発見して乗り越える力を育む。
✓仲間やスタッフによって安心安全な場が作られており、自己開示や失敗を恐れずに挑戦できる。

日常

✓日常の生活を題材にすることで、意識の変化が日々の生活に定着しやすい。
✓非日常で学ぶよりも圧倒的にフィードバックの回数が多く、良質な学びが得やすい。
✓変化の実感が得られやすく、楽しさや動機につながる。

TRY部の位置づけ

サマーキャンプや合宿などの非日常で学ぶこと、成長することはたくさんあります。
しかし、1年に数回の出来事では、やっぱり忘れてしまうのです。

TRY部でおこなう計画や振り返りのほとんどは、日常の小さいこと。
「毎日5分勉強する」「朝、10分早く起きる」など。

でも、小さな変化。小さな成功体験の積み重ねが、子どもたちにとっての大きな自信になるのです。
毎日0.2%改善するだけで、1年後には2倍の成長へ繋がります。
自分で考え、自分で立てた目標に向かって日々努力する。
その繰り返しが、子どもを成長させていきます。

子どもたちをとりまく社会の現状

これからの教育は、「教わる」から「学ぶ」に変わっていきます。
一斉授業や画一的な授業は、どんどん減っていきます。
学校では“アクティブラーニング”といって、みずから学ぶ手法が推奨されるようになってきました。
ただ知識を詰め込むだけの授業では、社会に適応できなくなっているのです。

デューク大学のキャシー・デビッドソン教授は、
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、
大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」と言います。

それくらい社会は目まぐるしく変化し、大企業に入ったから安泰ということもありません。
ただ決められた知識だけを学んでいるだけでは、社会で太刀打ちできないのです。

たとえば、「朝早く起きられない」という問題を考えてみましょう。そこには、考えられる対策や原因がたくさんあります。対策として、目覚ましをたくさんセットする方法もあれば、夜早く寝る手段もある。しかし、原因の根本を考えると、夜遅くまでゲームしていることが問題かもしれません。そうやって、「なぜ?」「なぜ?」と考え続けていくことで、自然に考える力がついていくのです。

TRY部では、自分と向き合う時間がたくさんあります。子どもの日常は、宿題や勉強などの「やるべきこと」か、ゲームなどの「やりたいこと」だけです。じっくりと心を静めて自分自身と向き合い、やりたいことについて考える時間はありません。深く、深く自分と対話していくことで、少しずつやりたいこと、自分の本心が見えてきます。思いつきではなく、自分が心からやりたい!と思うことだからこそ、意欲的に挑戦することができるのです。

TRY部では、やらせることはありません。計画も目標も生徒自身が立てて、取り組みます。「やりなさい」と言われたものは簡単です。できなくても、人のせいにできるから。「やりたくないのに、やらされた」と言い訳ができるのです。しかし、自分でみずからやるときには自分自身が納得する理由が必要です。「なぜ、やるのか」を明確にしないとできません。将来やりたいことがあるから。なぜ、勉強するかがわかるから、意欲を持てるのです。TRY部は、「なぜ、やるのか?やりたいのか?」をとても大切にしています。

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