代表メッセージ

はじまして。
NPO法人 D.Liveの田中 洋輔と申します。

 

当法人のWebサイトをご覧いただきありがとうございます。

 

 私たちは、子どもが自信を持てていない社会をなんとかしたいと思い、団体を運営しております。

 

小学生のときから、鬱で苦しむ子。
学校へ行けなくて悩んでいる子。

 

そして、そんな子どもたちに対して、どうやって関わっていいかわからず、
もがきながら子どもたちと日々関わっている保護者さんや先生がた。

 

子どもはもちろんのこと、
子どもと関わる人たちがもっと楽しく、
もっと心がラクになるキッカケを届けることが出来ればと思い、 日々活動をおこなっております。

 

私自身、高校生のときに学校へ行かなくなりました。
浪人を経て、大学へ入学したものの数ヶ月で引きこもりに。

 

電気を消し、携帯電話を切り、出前の弁当を食べる毎日。

 

「なんとかしないと……」
「このままじゃダメだ……」

 

気持ちばかりあせるものの、なにをしたらいいかもわからず、頼る人もいませんでした。
とにかく、しんどく苦しい毎日は、1年近く続きました。

 

運良く、友人たちのサポートもあり、私は立ち直ることができました。
それがなければ、今でも引きこもっていたかもしれません。

 

就職を考えたとき、「自分が経験したことを活かせることをしよう」と思い、この団体を立ち上げました。

 

私は、活動を通して、ずっと胸に秘めていることがあります。

「自分と同じような苦しみを子どもには、させたくない」

 

しんどい思いをするのは、私だけで充分なのです。

 

学校に行けないのも、自信が持てないのも、子どもが悪いわけではありません。
関わっている大人が悪いわけでもありません。

 

ただ、運が悪いことに、そうなってしまっただけです。

 

でも、「残念。不運だったね」で終わらせることはできません。
だから、私たちは、しんどくて「誰か助けて……」と思っている人たちに、手を差し伸べる存在でいたいのです。
ヒーローになりたいと言えば、笑われるかもしれませんね。
しかし、私にはそのヒーローはずっと現れてくれませんでした。
もがき、苦しみ、なんとか友人の手をつかみにいったのです。

 

自分みたいな子どもを生み出さないためにも、 私たちはこの活動を全力でやっていきます。

 

いつでも、私たちを頼ってください。
どんなことでも、お声かけください。

 

カッコイイヒーローではありませんが、
いつでも汗だくで、駆けつけます。

 

NPO法人 D.Live 田中 洋輔

田中 洋輔(たなかようすけ)

NPO 法人 D.Live 代表理事/ 立命館大学文学部卒業。
プロ野球選手を目指すも、強豪の高校へ入り挫折し不登校に。自身の経験から、 自分に自信が持てず苦しんでいる子がいる現状を変えたいと思い、大学生のとき(2009年)に団体を立ち上げる。
自尊感情 (自己肯定感)についてまとめた『子どもの自信白書』の発行、子どもの居場所や自信を育む教室運営。PTAや地域団体などにて、不登校や自尊感情についての講演・研修もおこなう。 最近は、不登校の子どもへの1対1のコンサルティングもおこなっている。